電気自動車の購入補助金に関して注目するべきこと
令和4年度「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」とは?

令和3年度補正予算の「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入補助金」のうち、「電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車の購入補助」等が3月31日より申請受付開始となりました。
現在メルセデス・ベンツ港北にて展示しております電気自動車=EQCにおいても補助の対象となっており、具体的な購入補助金は560,000円~601,000円(類別番号により異なる)となります。
令和4年度「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」とは?
補助金額もアップしてようやく再開されたかと思っていたところ、再開されたのは「令和3年度補正予算」であり、「令和4年度」はまた別の話とのこと。
何が違うのでしょう。
気になって次世代自動車振興センターのHPをチェックしてみると、具体的な補助金額はまだ決まっていないものの概要が記されています。
◆「グリーン成長戦略」を着実に推進すべく、政府として踏み込んだ措置を行う。
◆予算額を拡充し、補助上限額についても、大幅に引き上げる。(例:EVの場合40万円➡85万円)
例えばEV車であればベース補助金が65万円となり、V2X(外部給電機能)対応、1500W車載コンセント装備などがあれば85万円になる様子。
さらに、高度な運転支援技術の上乗せ支援も。
EV・PHV・FCVのうち、安全性・利便性向上や省エネルギー化に資するような特に高度な安全支援機能に必要な技術である「高精度な位置特定技術」、最新の機能に更新可能な「OTAによるソフトウェアアップデート」や「路車・車車間通信」に支援を行うとのこと。
少し難しい話しですが、どうやら最大で10万円が上乗せされる様子。
4月下旬頃に情報がアップデートされるようなので改めて記事にしたいと思います。
補助金申請の再開を待っていたEQA、EQCオーナーはどうすればいい?

結論から申し上げますと、申請受付が再開された「令和3年度補正予算」に申請して頂ければ大丈夫です。
その理由は、
◆令和3年度補正予算の補助金額も増額しており、EQCは上限601,000円、EQAは650,000円となっている。
◆V2Xは非対応の為、令和4年度の補助金に申請しても増額はない。
◆高度な運転支援技術も該当していない。
からとなります。
このあたりは、今年日本導入を予定しているEQSの詳細が気になるところですね。